子育てしていると時間がなかったり、疲れていたりしてスーパーの総菜や調理しないでも食べられるものを与えてしまいがちになってしまう。元々添加物などはあえて摂取しないように、なんとなくさけてはいます。
生後12ヶ月間はアレルギーに注意
アレルギーを考えると圧倒的に母乳が良い、お母さんの体の中で育って、お母さんからでる母乳を飲み成長する、これが人間の本来の姿です。低アレルゲンのミルクもありますが母乳の完全再現はできないので、あくまで母乳の代わりにしかならないです。仕事の都合などで仕方の無い場合は除いてできるだけ母乳をあげたらいいなと思います。
他には離乳食の始まりを遅くするのがアレルギーにならないためにとても大切なことです。この点を注意することでアレルギーになるリスクを半分に減らすことができます。
発ガン性がある!?亜硝酸塩と硝酸塩について
硝酸塩は野菜や果物などに存在するもので、通常の量を摂取する程度では人体に悪い影響を与えるものではないですが、体の中に入るととても早く速度で亜硝酸塩に変化して発ガン性物質として知られているニトロソ化合物の生成に繋がってしまう可能性があるといわれています。農林水産省のホームページでも記載があります。
野菜に含まれる硝酸塩
硝酸塩は自然界に存在して、特に土に多く含まれています。その土で育つ野菜や果物は硝酸塩やアンモニウム塩を栄養として吸収し、アミノ酸やタンパク質を作り出します。とても身近に存在してる成分なんです。肥料として硝酸塩を過剰にあげたり、太陽が足りなかったりすると多くの硝酸塩が野菜や果物に残ってしまうと考えられています。
そう聞くと野菜は体に悪いから避けようと思う方もいるかもしれませんが、それ以上の効果が野菜にはあります。ビタミンや食物繊維、ミネラルなどを摂取できる大切な存在です。野菜との関係は昔から多くの研究が進んでいまして、硝酸塩のこともありますが、摂取することで健康にとても良い影響があることが明らかになっています。
完全に悪いものを摂取しないで生きることは難しく、ある研究では特定の野菜ばかりを毎日食べ続けてきた方の肝臓に障害がでてしまった報告があります。
そのため、バランスを考えていろいろな食材を食べることが人間の健康にとって重要になります。
意図的に亜硝酸塩の含まれたものは避ける
野菜などに含まれる硝酸塩とは違って、企業がきれいな色にするために意図的に配合している発色剤としての亜硝酸塩。あえて体に悪いものを摂取する必要があるのだろうか、きれいでおいしそうなモノが売れるのは間違いないけれど、それでも安全なものを食べたいのが消費者の本当の願いだと思う。特に子供は影響が多いのであえて含まれているものは避けていきたいと思いました。
亜硝酸塩の多い食べ物
- ソーセージ、ウィンナー
- ホットドッグ
- ベーコン
- ハム
鉄分をきちんと摂取
鉄分を多く含む食材
レバー、牛肉、鶏肉、赤身の魚といった食材に多く含まれています。より効率よく栄養を吸収するために、ビタミンCを多く含む果物(いちご、キュウイ)をたくさん食べることが大切です。また、お菓子を選ぶときに鉄分を多く含んでいるものを選ぶとお肉嫌いな子どもも摂取できます。
マーガリンに多いトランス脂肪酸(狂った油)について
トランス脂肪酸とは?
自然界には存在することがない不自然な形で生成されたものです。具体的には油を高温加熱する際に生成されたり、マーガリンやショートニングなどの植物油脂を作るときに生成されます。普通の油は脂肪酸ですが、それがトランス化して不自然な物質になってしまいます。
トランス脂肪酸は価格が安く、そして酸化しにくいためとても多くの食品に使われています。
どんな悪影響があるの?
心臓疾患になるリスクが高まったり、アレルギーや免疫力の低下、発がん性が考えられています。最近では痴呆になる可能性が高くなるとの研究結果もあります。
トランス脂肪酸が含まれる食品
- マーガリン
- 植物油脂
- ショトーニング
- コーヒーフレッシュ
- マヨネーズ
- ファーストフードやスーパーなどで何度も利用されている油で調理したもの(フライドポテト、唐揚げ、コロッケなどの総菜)
- スーパーなどで市販されているチョコレートスナック菓子、パン、ケーキなど
- カレーやシチューのルウ
極力、トランス脂肪酸を摂取しないためにできること
マーガリンを摂取せずに、毎日朝パンを食べるような方はバターにすることをおすすめします。たまに食べるくらいなら量も少しなのであまり気にしなくても良いのかなと思います。より安全なものを食べたい!というかたは高いですが「圧搾絞り」「コールドプレス」と書いたものを購入するといいと思います。
ファーストフード店へあまり行かないこと!自宅で揚げ物をするときは油をポットへ入れて再利用せずに捨てること、油がもったいないと思ったらはじめに入れるようを減らしたらいいと思います。より効果的な方法がαリノレン酸の油(エゴマ、アブラナ、ダイズ、アマ)を少しでも良いので加えるとトランス化を減らすことができます。
魚の魚油に含まれるDHAやEPAはトランス脂肪酸をおさえる効果があるので積極的に摂取しましょう。